端午の節句になぜ鯉のぼり?どんな意味や由来があるの?

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鯉のぼりの意味や由来

5月5日は子供の日です。端午の節句とも言いますね。最近ではマンションなどに住む人が多くなりあまり見かけなくなりましたが、私(40代)が子供の頃は多くの家庭で大きな鯉のぼりを庭に飾っていました。

でも端午の節句に鯉のぼりを飾る意味や由来は何なのでしょうか?詳しく解説します。

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端午の節句の意味と由来

鯉のぼりの説明の前に「端午の節句」とはどのような意味や由来があるのかを解説します。「端午」という単語ですが・・・、すみません、タンゴ(端午)とタンゴ(単語)のダジャレです(^^;

「端午」のもともとの意味は「端」つまり”端っこ”ということで月の始めのことをいい、「午」は”午の日”のことをいいます。つまり昔は毎月初めの午の日は端午の日だったんです。

そして「午の月」は十二支で5月になり、午が五と通じることや、五が続く5月5日が縁起が良いということで、端午の節句になりました。

端午の節句は男の子の節句

端午の節句と言えば男の子の節句ですね。私も子供の頃は端午の節句の近くになると家に兜が飾られていました。ではなんで端午の節句が男の子の節句なのでしょうか。

端午の節句の由来は中国からのものです。旧暦の5月と言えば現在の7月くらいになるので暑い時期でした。そんな頃に病気になり亡くなる人が多かったといいます。そんなことから端午の節句の時期になると邪気を払うおまじないのような物として菖蒲を門にかけていたんです。

それが後に日本に伝わり、”菖蒲”と”尚武”が同じ「ショウブ」と読むことや菖蒲の葉が刀のような形をしていることから男の子の節句となったのです。冒頭で書いたダジャレもあながち外れではない気がしますね(^^;

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他には中国では五がならぶ日は縁起が悪い日なので門に菖蒲を飾ったという説や、菖蒲と勝負の読み方が似ているという説もあります。

端午の節句に鯉のぼり?

ここまでで5月5日が端午の節句で男の子の日になった意味がわかりましたね。でも疑問に残るのは鯉のぼりです。我が家では兜を飾っていましたが、その理由は上の説明から何となくわかりました。でも鯉のぼりとは全く結びつかないような気がしますね。

それでは端午の節句と鯉のぼりの意味について解説します。

日本で鯉のぼりを飾るようになったのは江戸時代からです。端午の節句は奈良時代からあったのですが鯉のぼりの歴史は意外と浅いんですね。

江戸時代の武士たちは初夏の端午の節句近くになると兜などを虫干しのために奥座敷に飾っていました。その時に玄関にはのぼりを立ててたんです。

それを見ていた裕福な商人たちは家の中には兜のレプリカを飾り玄関にのぼりを立てるようになりました。玄関ののぼりは見栄を張って競うように大きくなっていったのです。

「登龍門」という言葉がありますね。これは昔の中国で黄河にある龍門という滝を多くの魚が登ろうとしていたところ、鯉だけが登れて龍になることができたという伝説からきた言葉です。鯉の滝登りとも言われていますね。

商人たちはこの「登龍門」にちなんで玄関ののぼりを鯉の形をしたものに変えていったんです。そこから鯉のぼりが生まれました。

鯉のぼりにはもっと深い意味があるのかと思っていましたが、そんな見栄の張り合いから生まれたものだとは思いませんでしたね。

まとめ

端午の節句は中国から伝わったもので深い意味がありましたが、鯉のぼりは見栄や意地の張り合いから誕生したものでした。

都心では今ではあまり見ることができなくなった鯉のぼりですが季節を感じるものですのでもっと見たいですし、昔から伝わる伝統を無くしたくはないですね。