中国で旧正月を過ごしてみた

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中国の旧正月

中国は日本と違い1月1日を正月とせずに旧暦の正月で祝います。祝うといっても日本とは全く違う祝い方をするんです。私は過去5年ほど中国で旧正月を過ごしていますので中国の旧正月の祝い方を紹介したいと思います。

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約1か月の休暇

中国の休日は国務院弁公室から毎年12月に発表されます。旧正月の休みもその時に発表され7日間の休日となります。しかし実際には旧正月の前後合わせて約1か月は会社が機能しなくなります。というのも中国人従業員のほとんどが旧正月休みの前後10日くらいを休んでしまうからです。

私の勤めている会社は休日をカレンダー通りにしているのですが中国人従業員たちは早めに休みを取り実家に帰り休み明けもしばらくは帰ってきません。もし従業員がカレンダー通りに休んだとしても材料を調達している会社などが休みになってしまうので結局は仕事になりません。

旧正月は物価が上昇

中国では旧正月になると物価が2倍以上になります。タクシーはメーターを使わずに言い値になり、野菜などはどこに行っても価格が上昇します。

なぜ物価が上がるのかと中国人に聞くと「旧正月だから」という答えが返ってきます。「だからなんで旧正月は物価が上がるの?」と聞いても明確な答えは返ってきませんでした。中国人も旧正月はそういうもんだと諦めているのでしょう。

実家へのお土産はサラダ油

旧正月近くになり街を見渡すと実家へ帰るであろう人をよく見かけるようになります。その人たちがスーツケースと一緒に持っているのがサラダ油です。中国で売られているサラダ油は大きいもので5リットルになります。そのサラダ油を実家へ持って帰るのです。

理解できないのはそのサラダ油は実家の近くでも売られているような普通のサラダ油なんです。多くの中国人が何時間もかけて実家へ帰るのに、わざわざ買ってから実家へ帰るのでしょうか。実家の近くで買えばいいと思うのですが。

旧正月の見ものは花火

中国の旧正月と言えばやっぱり花火でしょう。旧正月の大晦日になると各家庭で打ち上げ花火と爆竹を大量に購入して玄関先に設置します。そしてよる12時になった途端に全ての家から花火が打ち上がるのです。この迫力はぜひ日本人のみなさんにも体験してほしいと思います。

中国人の旧正月の過ごし方

旧正月になると日本人と同じように中国人は実家に帰ります。少し違うのはほとんどの中国人が帰省するということです。日本人の場合は仕事の関係で帰らなかったり、今年は実家に帰らずに家でゆっくりしようとかいうことがありますが、中国人の場合は旧正月に帰省するということが当たり前なんですね。
そんな中国人が実家に帰って何をするかというと、ただのんびり過ごすだけです。日本人のように初詣には行きません。

旧正月に結婚式

中国人の家庭は出稼ぎに出ている人が多くいます。基本的には大家族なのですが、若い人や働き盛りのお父さんなどは都市部に出稼ぎに出てしまいます。ですから家族全員が集まる機会は旧正月くらいしかないんです。
そのタイミングを狙って結婚式を挙げる夫婦が多くいます。旧正月になるとそこら中の家で結婚の花火を上げているのを見かけます。

龍が家に来る

中国では龍は縁起の良いものとされています。そのため旧正月になると打楽器を鳴らしながら龍が家に入ってきます。

龍が家に入るとお礼として100~200元(1700~3400円)を支払います。しかしこの龍ですがドアが開いている家に勝手に入ってくるのです。龍に入られた家はお礼を払わなければならないので旧正月の間はドアを閉めている家もあります。

まとめ

中国人にとって旧正月は1年で最も重要な時期です。都市部では人が少なくなりお店もほとんどが閉まってしまうので寂しい感じになりますが、田舎に行くと大いに盛り上がっています。皆さんも一度は中国の旧正月を体験してみてください。

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