【中国の治安】中国でよく耳にする事件をまとめてみた

シェアする

中国の治安

日本は世界的に見てもとても安全で治安の良い国の一つです。2015年の治安の良い国ランキングで第3位になっています。そして日本人にとって出張や海外赴任などで訪れる機会の多い中国ですが、日本と比較するとかなりの治安の悪さが目立ちます。

中国で生活して5年半の私が日常的に耳にする中国の犯罪を紹介します。これから中国へ行かれる方の参考になればと思います。

スポンサードリンク

子供の誘拐事件が多い

中国へ子供を連れて行くときに注意したいのが誘拐です。日本の場合、誘拐と言えば身代金目的が多いと思われますが、中国の場合は人身売買が目的です。

中国は最近まで一人っ子政策を行ってました。夫婦の間に生まれた子供が女の子だった場合、二人目の子供を産むことができません。中国は昔の日本のように後継ぎとなる男の子を産むことを重要視されます。

もし女の子が生まれた場合は後継ぎがいなくなるので誘拐された男の子を買うのです。その場合、女の子に戸籍は与えられません。戸籍は誘拐された男の子に与えられます。

誘拐は後継ぎ問題だけでなく臓器売買のためにも行われています。後継ぎ目的や奴隷目的ならまた家族に会える可能性はかなり低いですがあるかもしれません。しかし臓器売買目的の場合はそれも不可能になってしまいます。

そして怖いのはほとんどの誘拐がニュースにもならないというところです。なったとしても地方紙に小さく載るくらいです。それほど中国人にとっては当たり前で身近すぎる犯罪なのです。

昨年中国で小さな記事だったのですが誘拐事件を読みました。ある日母親とその幼い息子が家の近所で買い物をしていました。すると突然見知らぬ男が寄ってきて、あたかも夫婦喧嘩をしているように怒鳴り続けました。そして子供を抱きかかえて連れ去ってしまったのです。

それを周りで見ていた人たちは誘拐だとは気づきません。ただ普通に喧嘩をしている夫婦だと思っていたといいます。

このようなパターンはあまり多くありません。ほとんどの場合、親がちょっと目を離した隙に連れ去られる場合が多いです。もし幼い子供を連れて中国へ行く予定がある人は、この国が治安が悪いことを意識して、しっかりと子供の手をつなぎ、決して目を離さないようにしましょう。

殺人事件

中国のニュースサイトを見ていると毎日のように殺人事件の記事を目にします。日本でも殺人事件は起きますが、中国と日本では動機が全く違います。日本の場合、日ごろからの恨みが動機となることが多いようですが、中国の場合は「その場の勢い」が動機になっています。

今年の旧正月の時期にラーメン屋で起きた事件です。中国では旧正月の時期に物価が大きく上がります。そのラーメン屋でも他の店と同じように価格を1.5倍ほど上げていました。

そこに男二人がやってきて1杯10元の一人1杯ずつラーメンを注文し食べ終わり、価格を聞いたところ店主は「2杯で30元だ」と言いました。男の内一人が壁に書かれている1杯10元の価格を指差し「そこに10元と書いてあるじゃないか」と言います。店主は「この時期は15元なんだ」と言い返し口論になりました。

男の一人がテーブルの上に20元を投げ捨て店の外に出ようとしたので店主が男の肩を掴んで止めようとしたことから殴り合いの喧嘩に発展しました。その時もう一人の男が厨房へ行き、包丁を持って来て店主に切りかかりました。そしてその包丁で店主の首を切り落とし、その首を店の外にあるゴミ箱に投げ捨てたのです。

その場には多くの人がいて一部始終を見ていたので、男二人組は逮捕されました。

このように中国人は短気な人が多いです。というより短気な人しかいないような気がします。そのために突発的な感情で殺人事件を起こしてしまう人も多いのでしょう。

スリ

私の妻のことになりますが、これまでに携帯電話を2回、現金を1回盗まれています。1回目はバスの中です。ショルダーバッグの中に携帯電話を入れてバスに乗ったのですが、そのバスは満員でした。

バスから降りてふとバッグを見てみるとチャックが開いているのに気が付きました。「あれ?閉め忘れたかな?」と思い中を確認してみると携帯電話が無くなっていました。

2回目は病院の中でスリにあいました。入院した申請のお見舞いに行き、待合室でちょっとウトウトしてしまったそうです。その時に携帯電話は膝の上に置いてあったのですが、目を覚ました時には無くなっていました。

その携帯電話はiPhoneでiPhoneの機能である「iPhoneを探す」を利用して追跡しました。警察にも連絡をしてパトカーで追いかけたのですが結局見失ってしまいました。その後、何度も携帯に電話をして相手が電話に出ました。

そこで交渉をし、1000元を相手に支払い、取り戻すことができました。これらのことを警察にも報告したのですが「二人の間の事だから警察は介入しない」とのことでした。明らかな犯罪なのに警察が動かないのは治安の悪い中国ならではでしょう。

現金を盗まれたのも病院です。小児科専門の大きな病院で通路を歩いている時にバッグの中から1500元を盗まれました。すぐに警察に連絡をして監視カメラの映像などを我々と一緒に確認しましたが犯人を見つけることはできませんでした。

驚いたのは私達が警察を呼んだ時に「私も盗まれた!」という人が5人ほど集まってきたことです。中には5000元を盗まれて泣きじゃくっているお母さんもいました。その人は子供を治療するために親戚中からお金を集めて来たということでした。

まとめ

私も中国へ来て初めて日本がとても治安の良い国だと思うことができました。対して中国はとても治安の悪い国です。中国へ行く予定のある人はできるだけ現金を持ち歩かないようにし、バッグはリュックサックタイプにして後ろに背負うのではなく、前に抱えるように持って歩きましょう。実際に中国人もそのようにバッグを使っています。

スポンサードリンク

シェアする

フォローする