中国の刑務所に行ってみた

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中国の刑務所

中国で生活をして5年半、普通に生活をしていたらなかなかできない経験をしました。それは中国の刑務所見学です。知り合いの家族(中国人)が服役をしていて面会に行くというので付いていったのです。

その受刑者は「吸毒」をしていました。日本語でいうところの薬物をやっていて、車を運転中に単独事故を起こし、逮捕されました。どのようなクスリだったのかはよくわかりません。

面会に行った場所は「強制隔離戒毒所」というところです。日本の場合は覚醒剤を使用し逮捕された場合は他の受刑者と同じ普通の刑務所で受刑するようですが、中国の場合は薬物使用者専用の刑務所があるのです。

中国の刑務所

では受刑者と面談するまでの流れを紹介します。写真にある大きな鉄の扉が刑務所の入り口になりますが、面会者は別の入り口から中に入ります。写真には写ってませんが鉄扉のところを右に壁沿いに歩いていくと窓があり、その窓で受付をします。面会をするには身分証明書が必要になります。

受付けを済ませまた壁沿いに歩いていくと扉があり中に入ると待合室になっています。受付の時に何時何分から面会と指示されていてその時間までこの待合室で待っていることになります。時間になると呼ばれて手荷物検査になります。

中国の刑務所の待合室

写真の手前が待合室で奥が手荷物検査の場所です。手荷物検査を終えて扉の奥へ進むと面会所になります。面会はガラスで仕切られた中に受刑者がいて電話での会話になります。ガラスの中は個室になっているわけでもなく、パーティションで仕切られているわけでもありません。6人くらいの受刑者が同じ空間の中で別の電話で家族と話をしています。面会時間は20分くらいでした。

中国の刑務所での生活ですが日本のように無料で食事を提供されるのではなく、全て自分で購入しなければなりません。普通の食事だけではなくカップラーメンなども売っていて購入できるそうです。

私と一緒に行った受刑者の家族というのは女性で旦那さんが受刑しています。この夫婦には2人の子供がいて、一人は小学4年生の女の子、もう一人は1歳になったばかりの男の子です。旦那さんが逮捕された時は奥さんが妊娠をしている時でした。

女性一人で生まれたばかりの子供を育てられるはずもなく、旦那さんが出所するまでの間幼い子供を私たち夫婦が面倒を見ているのです。

その間、奥さんは旦那さんがこっそり借金をしていたお金の返済、上の子供の養育費、旦那さんの受刑費用などを出稼ぎで稼いでいます。必要な額は1万元ほどだそうです。中国人の収入は月に5000元くらいですからこの額を女性が稼ぐのは大変なことがわかるかと思います。

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