日本と中国の学校制度の違い

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娘が今年7歳になります。

中国現地の小学校に入学させるつもりなのですが、日本との違いに戸惑っています。

今回は日本と中国の学校制度の違いについて紹介したいと思います。

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入学の時期

日本では4月から新生活が始まりますよね。

ところが中国では9月からが新生活となります。

現在娘は幼稚園に通っていて大班年(年長)です。

今年の9月から新1年生になる予定です。

入学資格

私が最も戸惑っているのが入学資格です。

日本では誰でも住んでいる地区の公立小学校に通えますよね。

しかし中国ではそうもいかないんです。

中国で公立の学校に入学できるのは戸籍のある地区の学校のみになってます。

戸籍がその地区にない場合は私立の学校に入学させるしかありません。

その地区に戸籍があれば公立の学校に入学できるかと言うとそう簡単にはいきません。

「家を持っているか」「親が社会保険に加入しているか」「その市から表彰されているか」などで点数を付けられて点数が高い順に入学が決まります。

私の娘は事情があり、妻と同じ湖北省に戸籍があります。

現在私たちが生活している蘇州市の小学校に入学するには私立に入学するしかありません。

中国の都市部では学校不足

しかしその地区に戸籍があっても誰でも公立の学校に入学できるわけではありません。

子供の数に対して公立学校が不足しているんです。

公立の学校に入学できなかった子供は私立の学校に入学させることになります。

その結果、その地区に戸籍がない子供が私立の学校に入れる可能性も低くなっています。

そもそも何でこのような制度になっているかと言うと中国政府による都市部に人口を集中させないためです。

中国では出稼ぎが当たり前です。

地方では収入が少ないので都市部に出て働きます。

子供を連れて都市部に出てしまうと地方の人口がどんどん減ってしまうのです。

学費が高すぎる

中国の公立学校は日本と同じで給食費などを除いて基本的に無料です。

ですが私立の学校は驚くほど高い学費になってます。

それは中国人の性格と悪い習慣が原因です。

まず性格についてですが、中国人は「高いものは良い物」と考えています。

以前、中国では子供用品がかなり高いという記事を書きました。

子供には良い物を与えたいのでできるだけ高いものを購入する、といった内容です。

学校も同じで中国人は入学金や学費が高い学校ほど良い学校だと考えています。

良い学校に入学させたいので高くても入学させようとします。

そして悪い習慣とは賄賂です。

中国では学校不足なので私立でも入学させたいという親がたくさんいます。

学校によるかもしれませんが、普通の先生が入学させる権利を持っている場合が多くあります。

教師は毎年一人までなら自分の判断で入学させることができるんです。

もちろん教師に頼んで入学させてもらうには賄賂を渡さなければなりません。

その金額も毎年高くなっています。

私の家の近くの私立小学校に確認したところ、半年で6万元かかると言われました。

日本円で約93万円です。年間186万円です。

中国人の平均月収が3000元くらいなのでどれだけ高いのかわかるでしょう。

申請時期

学校の入学は9月なのですが、その前の3月に申請しなければなりません。

3月に申請し、書類審査があり、審査に通れば入学試験があります。

審査に通らなかった場合、戸籍のある地区の公立小学校に入学することになります。

私の娘はできるだけ安い私立の小学校に申請することにしました。

それでも半年で2万5千元(38万5千円)です。

一度戸籍のある学校に入学してしまうと中学校を卒業するまで離れ離れになります。

私の場合、蘇州に家を持ってませんし、外国人なので社会保険も加入していません。

おそらくこちらで入学することはできないでしょう。